これまでカテゴリーの説明はしてきましたが、タグの説明はしてきませんでした。これには、理由があります。
カテゴリーとタグは、とても似ている概念です。初めての人でカテゴリーとタグの違いを正確に説明できる人はほとんどいないと思います。それゆえにタグの使い方を理解しないと、カテゴリーと同じように使ってしまい、本来の効果が出なくなってしまいます。
タグの性質上、ある程度記事を作らないと、どんなタグを作ればよいか、アイディアが出にくいはずです。そのために、説明を最後の方に回しました。
それでは、タグの使い方について説明したいと思います。
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タグの使用目的を理解する
タグは目的ベースで理解したほうがよいです。単に種類を細分化したいだけなら、カテゴリーの下にカテゴリーをつくればいいだけのはずです。
タグは、カテゴリーとは別の軸で投稿をまとめるためのものです。イメージ的には、カテゴリーを縦軸だとすれば、タグはカテゴリーを横断して横軸的にグルーピングしていくキーワードの集まりだと考えていただければいいと思います。
ある程度の数の投稿を書いた後で全体をながめてみて、共通するキーワードをあぶり出してみるとよいでしょう。
キーワードという言葉を使いましたが、タグには文章は設定しません。まさに、投稿の文中で使われるキーワードを設定します。
タグとカテゴリーの違い
タグとカテゴリーの主な違いは下記です。
- タグはメニュー表示することができない。
- タグとタグで親子関係をつくることはできない
タグを作成する
タグの作成は、WordPressの『投稿』-> 『タグ』を選択します。
タグの作成画面が表示されますので、『名前』にタグ名を、『スラッグ』にタグ名を英語にしたものを入力します。
『新規タグを追加』を押下すれば、タグが作成されます。
投稿にタグを追加する
投稿の新規追加、あるいは編集画面の『タグ』欄で、タグをタイプして入力すると、その投稿にタグが追加されます。
関連記事をタグから導く
デフォルトの状態では、関連記事は同カテゴリーから選ばれますが、タグから関連する記事を抽出することもできます。下記を参考にしてください。

まとめ
タグはカテゴリーとは別の軸で投稿をまとめるための手段です。投稿をうまく関連づけるキーワードを選定してタグを作成し、有効活用しましょう。
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