サイトマップとは、Webサイト内の構成を一覧できるようにした案内ページのことです。
このページがあると、ユーザーはブログの全体像を一望できるとともに、目当ての過去記事を探しやすくなります。サイトマップについて詳しく説明していきます。
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サイトマップをつくるメリット
通常目にするブログの記事一覧はどのようなものでしょうか?たとえば、アイキャッチ画像とともにタイトルと概要が表示されていて、最新の記事がトップに来るように並べられていると思います。
最新の記事を一番注目してもらいたいのでこれはこれでよいのですが、一画面に表示できる記事はほんの5〜10記事になるので、全体像はつかみにくくなります。
サイトマップとは、いわばブログの目次のようなものです。これを見れば、ユーザーは記事と記事の関係がどのようになっているか、どんな流れで何を伝えようとしているのか、なんとなく分かるようになります。
また、最初にサイトマップを作ることで、どのようにカテゴリーをつくり、どんなタイトルをつくればいいか、自然と意識できるようになります。
プロフィールと同様にサイトマップも必ず作っておいたほうがよいページです。自動的に構築してくれるプラグインがあるので、最初に準備しておきましょう。
サイトマップを自動生成するプラグインを入れる
PS Auto Sitemapという、サイトマップを自動的に生成してくれるプラグインがあります。これを使えば、記事やカテゴリーを増やしたときに、勝手にサイトマップを更新してくれます。
まず、『プラグイン -> 新規追加』を選択します。
『PS Auto Sitemap』を検索して、インストールします。
インストールが完了したら、有効化ボタンを押下します。
(※注意)もしもプラグインがうまく作動しない場合は過去バージョンを入れる必要があります。その場合は、プラグインの開発ページに行き、過去バージョンをファイルで取得し、ファイルをアップロードして過去バージョンをインストールしてみてください。
1つ下のメジャーバージョンを試すのがおすすめです。
サイトマップ用の固定ページをつくる
『PS Auto Sitemap』をインストールしたら、サイトマップ用のページを作成します。
『固定ページ -> 新規追加』を選択します。すぐに、保存します。
再び、一覧から保存したサイトマップ用のページを開きなおしてください。
URLをよく見ると、下記のようになっているはずです。
ブログのURL/wp-admin/post.php?post=297&action=edit
この”post=297″の部分が重要です。これはこのサイトマップのページにアサインされたIDのようなものです。あとで使うので、メモしておきます。
次に、『設定 -> PS Auto Sitemap』を選択します。
『サイトマップを表示する記事』という欄があるので、先ほどメモしたサイトマップのページのIDの数字を入力します。
下の方にある『ご利用方法』という欄があるので、そこに書かれている下記の文字列をコピーします。
<!– SITEMAP CONTENT REPLACE POINT –>
再び、サイトマップの固定ページを編集します。今度は、タグで『テキスト』を選択してください。そして、サイトマップを表示させたい場所に、先ほどコピーした”<!– SITEMAP CONTENT REPLACE POINT –>“を貼り付けます。
保存すると、サイトマップが表示されるはずです。
サイトマップでの投稿の表示順番を変更する
デフォルトでは、サイトマップでの投稿の表示順番は、投稿日が新しいものから古いもの順になっています。おそらく、直感的には古いものから新しいもの順になっていたほうが見やすいと思うので、変更します。
『プラグイン -> インストール済みプラグイン』へ行きます。
『PS Auto Sitemap』の欄の『編集』を選択します。
下記の箇所を検索するなどして、探してください。
ORDER BY
posts
.post_date
DESC”;
下記に変更します。
ORDER BY
posts
.post_date
ASC”;
『ファイルを更新』ボタンを押下します。
これでサイトマップの表示順が変更になったのですが、PS Auto Sitemapの設定を更新しないと反映されない場合があります。
その場合は、『設定 -> PS Auto Sitemap』へ行き、たとえば、『固定ページリストの出力』のチェックを外して変更を保存、もう一度チェックをして保存するなどして、意図的に更新をさせてください。
まとめ
サイトマップはブログの目次にあたるページです。必ず必要になりますので、プラグインを活用して、はじめから作っておきましょう!
次の記事はこちらです。